容姿・経歴・その他メモ

１０年前、村の因習によって妹を生贄にされた。
この村で育った子供なら、鬼の恐ろしさも儀式の必要性もよく教え込まれている。
ゆえに妹の犠牲は必要だった。仕方がなかった。大人たちは皆そう言う。鬼を鎮め、村のみんなを守ることは凄い事だ。
儀式に選ばれるのは誰でも良い訳ではない。妹は特別だった。村の誰もが儀式を果たした妹の事を褒め称えた。
頭では分かっている。だけどいつまでも心が納得しない。
毎朝挨拶する大人達が、よく一緒に遊んだ友達が、無駄に説教臭い村長が、
ただそう言わされているだけの土塊にしか見えなくなっていた。

そんな土塊どもと、これまでのように生活できるとは思えず村を出奔した。
外の世界を知り、村の異常さを知った。鬼や村への憎悪がレネゲイドを覚醒させた。
そして前回の儀式から１０年、まだ村人に自分だと分るものがいるか分からないが、
これ以上の犠牲が出る前に、復讐のため村へと戻ってきた。


※このキャラシのビルドは、復讐心よりもPC2を守ることを選択したアローラの姿。

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